TimesTenでは、SQLGetStmtOptionのODBCオプションをすべてサポートしています。また、SQLGetStmtOptionには、次のTimesTenオプションがあります。
オプションは、特定の準備済の文がCache Connect to Oracleのパススルー機能によってOracleにパススルーされるかどうかを決定するために使用できます。次のいずれかの値を指定したオプション値は、32ビットの整数として返されます。
SQLSetConnectOptionおよびSQLSetStmtOptionのサポートされているオプションおよびサポートされていないオプションについては、表8.1および表8.2を参照してください。
オプション | サポート |
SQL_ACCESS_MODE | なし |
SQL_AUTOCOMMIT | あり |
SQL_CURRENT_QUALIFIER | なし |
SQL_LOGIN_TIMEOUT | なし |
SQL_MAX_ROWS | あり |
SQL_NOSCAN | あり |
SQL_ODBC_CURSORS | ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでのみ使用できます。 |
SQL_OPT_TRACE | ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでのみ使用できます。 |
SQL_OPT_TRACEFILE | ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでのみ使用できます。 |
SQL_PACKET_SIZE | なし |
SQL_QUERY_TIMEOUT | あり。「SQL文の実行に対するタイムアウト値の設定」を参照してください。 |
SQL_QUIET_MODE | いいえ |
SQL_TRANSLATE_DLL | いいえ |
SQL_TRANSLATE_OPTION | いいえ |
SQL_TXN_ISOLATION | vParamがSQL_TXN_READ_COMMITTEDまたはSQL_TXN_SERIALIZIBLEの場合のみサポートされています。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の同時実行性の制御に関する項を参照してください。 |
TT_PREFETCH_CLOSE | あり。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のシリアライズ可能なトランザクションに対する TT_PREFETCH_CLOSEの有効化に関する項を参照してください。 |
TT_PREFETCH_COUNT | あり。「複数のデータ行のプリフェッチ」を参照してください。 |
TT_NLS_SORT | あり。「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。 |
TT_NLS_LENGTH_SEMANTICS | あり。「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。 |
TT_NLS_NCHAR_CONV_EXCP | あり。「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。 |
TT_TRANSPARENT_LOAD | あり。『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』の透過的ローディングの使用に関する項を参照してください。
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オプション | サポート |
SQL_ASYNC_ENABLE | なし |
SQL_BIND_TYPE | なし |
SQL_CONCURRENCY | なし |
SQL_CURSOR_TYPE | なし |
SQL_KEYSET_SIZE | なし |
SQL_MAX_LENGTH | なし。SQL_MAX_LENGTHは設定できますが、指定した値はすべて0で上書きされます(すべての使用可能なデータが返されます)。 |
SQL_MAX_ROWS | あり |
SQL_NOSCAN | あり |
SQL_QUERY_TIMEOUT | あり。「SQL文の実行に対するタイムアウト値の設定」を参照してください。 |
SQL_RETRIEVE_DATA | なし |
SQL_ROWSET_SIZE | なし |
SQL_SIMULATE_CURSOR | なし |
SQL_USE_BOOKMARKS | なし |
TT_PREFETCH_CLOSE | あり。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のシリアライズ可能なトランザクションに対する TT_PREFETCH_CLOSEの有効化に関する項を参照してください。 |